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そば処 和味(なごみ)

 「そば処 和味(なごみ)」は国道140号を秩父の市街地を超え、浦山ダムも過ぎ、しばらく行った秩父線武州日野駅の近くを左折して、なお1キロくらい山に入った所にあるお蕎麦屋さんです。
 

「そば処 和味(なごみ)」
〒369-1803埼玉県秩父市荒川日野1466-1
℡ 0494-54-1219
FAX 0494-54-1219
 
営業時間:午前11時~売り切れまで(1日限定49食)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業,翌火曜日休業)
 
ホームページ
http://soba-nagomi.com/
 
   地図
   グーグルマップで見る

 「そば処 和味(なごみ)」は「なんちゃってそばの会」の会員であるポコペンさんの案内によるものでした。ポコペンさんは秩父の浦山の出ですので、秩父の蕎麦屋さんには精通しています。そんなポコペンさんのご推薦ですのでまずいはずがございません。
 「そば処 和味(なごみ)」はかなり山の中にあります。こんな所で商売になるのだろうかと思いますが商売になっているのです。という事はわざわざここまで蕎麦を食べに来る人が多いという事です。それだけでもこの店の味の良さがわかろうというものです。
 面白いのは一日限定49食しか蕎麦が出せないという事です。毎朝、その日の分だけ挽いて、それを完全手打で行うので50食位が限度なのだそうです。その50食の内一食は自分でその日の味を確かめるのだそうです。だから49食。こだわっていますね。
 前置きが長くなりました。さて、私が頼むのは基本もりそばです。ここでは「せいろそば」です。いつもならここで大もりを頼む所ですが、「そば処 和味(なごみ)」のシステムには大もりはありません。
 「せいろそば」これがなかなか蕎麦臭くていいのです。都会の洗練された物ではありませんが、蕎麦臭いのが好きな方ならお好みでしょう。こう書くときっと田舎蕎麦の十割かと思われるかもしれませんが、なんとそれが五割と言うから驚きです。五割蕎麦でこの蕎麦臭さが出るのかと、まるで狐につままれたようです。たとえば、六割蕎麦でもかなり小麦が強くてうどんの感じが出てしまうのに、この五割にはうどんの感じは微塵もありません。店主いわく、粉が違うという事です。自家栽培の秩父の粉を丁寧に管理して保存しているようです。
 五割ですが基本的には挽きぐるみでしょうか、少し蕎麦殻の粒々が見えます。そして、麺が細い。食感もしこしことしてよい喉ごし。
 そば汁の出汁は鰹節と昆布でとっています。鰹節だけよりまろやかな感じでしょうか。返しは砂糖を使わずに醤油と味醂だけだそうです。そういえば甘ったるい感じはまったくありませんでした。若干醤油の塩辛さが勝っていましたが、濃い物ではないのでキリっと引き締まったよい蕎麦汁でした。
 美味かったので、結局もう1枚頼みました。
 こんなにおいしい蕎麦なのに、店主いわく「うちの自慢はそばの実愛す(アイス)です」という事でしたので、それもちょっと摘まんでみました。これも独特の風味で美味しかったです。
 ちなみに「せいろそば」は730円でした。他のメニューは写真か、「そば処 和味(なごみ)」のホームページでお確かめ下さい。
 一緒に行った方が色々なメニューを頼まれたので、写真も沢山載せておきますが、基本的には蕎麦はせいろ(もりそば)だけのようです。暖かい蕎麦はありません。

 
以下の写真はサムネールです。クリックすると大きな画像が見られます。
 
外観
 まだ開店前で暖簾は外に出ていません。

 
座敷席
 7人でしたので、こちらでいただきました。

 
テーブル席

 
店内インテリア

 
メニュー

 
せいろそば

 
せいろそば
 斜め上からとったもの

 
天せいろそば (そば、季節の天ぷら)

 
レディースセット

 
昼膳(ひるぜん) (そば、おこわ、小鉢)
 季節がらか、おこわの代わりにぼた餅が付いていました

 
そばの実愛す(アイス)
 店主一押しのアイスです。

 
店の前にある店主の住宅の庭にはこんな風情のあるものが

 
店主と3代目
 許可をもらいましたので、載せておきます。