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美味い蕎麦屋の店主は我が強い

 最近ちょっと、美味しいお蕎麦屋さんの店主について考えます。さまざまな方がいて、分類するのは難しいのですが、一つ言えるのは我が強い。と、いう事です。もっといい言葉でいえば信念を曲げない。
 人当たりのいい方でも、蕎麦についてとなると自論を曲げないようです。そうでなくちゃ!!自分がたべたい蕎麦が一番美味しいに決まってる(自分にとっては!?)。でも、そこは商売ですからちょっとは商売の事も考えます。そこにジレンマが生まれるようです。それでも、曲げない。そんなお蕎麦屋さんが素敵ですね。
 「美味しい蕎麦屋は我が強い」・・・・・・でも、我が強いから美味しい蕎麦屋とは限らない。チャンチャン。

そば汁の名言

 これは蕎麦の本をたくさん書いておられる「藤村和夫」さんが『私のところの年よりの言葉』という事で、いくつかの本に書かれている禅問答のような名言です。
 
「汁とは、醤油が入っていて、醤油が入っているとわかっちゃいけない。鰹節が入っていて、鰹節が入っているとわかっちゃいけない。だしがきいていて、だしがきいているとわかっちゃいけない。砂糖が入っていて、砂糖が入っているとわかっちゃいけない。味醂が入っていて、味醂が入っているとわかっちゃいけない。どれが勝っていても、どれが負けていてもいけない」
 
 達人の域のお言葉ですね。でも、わかるような気がします。この内のどれかが勝っていると、蕎麦の味や香りがそれに負けてしまうという事だと思います。蕎麦の味や香りは微妙ですからね。「蕎麦は汁で喰うもんだ」と威張っている方は別でしょうが。
 

蕎麦屋のお箸の話し

 お蕎麦屋さんで出される箸は割りばしが多いですね。その箸の匂いの話です。

「匂いのきつい割りばしは蕎麦にはむかない。蕎麦の香りが判らなくなってしまう」とは、この会のポコペンさんのお言葉。
 
 その通りですね。あまりにもきついスギの匂いのする割りばしを使っている所などありますが、あれでは蕎麦の香りどころではありません。やはり塗り箸か竹の箸がいいようですね。蕎麦に自信のあるお蕎麦屋さんはそのようなお箸を使っているようです。
 返せば、匂いのきつい割りばしを使っているようなお蕎麦屋さんの蕎麦は大したことはない、と言えるのかもしれませんね。
 

今日の教訓

 今日は先日食べてじつに美味しかったので、すみとちさん夫妻とお連れさんも誘って熊谷の「藍」に行ってきました。もちろん蕎麦は美味しかったです。
 
 だが、一つ間違いを犯してしまいました。蕎麦より先に天ぷらを頼んでしまったのです。
 
教訓 蕎麦の前に天ぷらを頼んではいけない。
 
 天ぷらの匂いが蕎麦の香りを判らなくさせてしまいます。そして、その天ぷらを先に食べると舌が油でコーティングされ、蕎麦の味も判らなくなる。(「ポコペンさん」談)
 その通りでした。「ポコペンさん」これからは気をつけます。どうしても天ぷらが食べたい時は蕎麦の後にします。