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手打そば みかど

 「手打そば みかど」は299号線を秩父市内から小鹿野町に向かって、荒川を渡るとすぐ右にあるお蕎麦屋さんです。
 

「手打そば みかど」
秩父市寺尾2095
℡ 0494-24-4120
 
営業時間 11時~18時
定休日  月曜日
 
   地図
   グーグルマップで見る

 

 「手打そば みかど」は荒川の崖の上にあるようです。狭い駐車場(3台)も少し宙に浮いているようです。外観はとても「みかど(帝)」と名乗るような店ではありません。これには訳があるようなので最後に説明します。
 中はテーブル4席、座敷4席で30数人が入れる大きさです。駐車場の割には広い店内です。その一番奥の席では眼下に荒川を見ることができます。
 さて、お蕎麦です。もりそばには並盛と大盛りと特盛りがあり、今回は「特盛り」を頼みました。量的には並盛りの2倍はありませんが、かなりの量です。
 田舎蕎麦といえるほど濃い色ではありません。星もほんの少ししか入っていません。普通のお蕎麦という感じです。麺の太さが不揃いなのは手作り感が感じられます。
 さて、お蕎麦だけを啜ってみます。ちょっと柔らかめ、微かに蕎麦の甘み。しかしちょっと小麦の味も感じます。おそらくは二八よりは小麦の量が多いのではないかと思います。秩父の基本は六四ですが、それよりは蕎麦の量は多いでしょう。うどんのようと言うほどではありませんので、安心してください。
 汁は癖のない良いものです。濃くもありませんのでこれまた安心です。
 特別美味しいと言える蕎麦ではありませんでしたが、メニュー表を見てください。もりそばが五〇〇円。特盛りでも七〇〇円です。安い。総評するなら味はまずまずでこの値段ですから、納得できるというよりも、お得でしょう。
 
 さて、一番初めに書いた「みかど(帝)」についてです。
 室町時代の有名な長者が、大晦日に無事息災を祝って蕎麦掻きを家人と共に食べたそうです。年越し蕎麦の謂われの一つです。その時「世の中にめでたいものは蕎麦の種 花咲きみのりみかどおさまる」とよんだのだそうです。この「みかど」はもちろん「帝」を意識したものですが、他に蕎麦の種にもかかっているのです。蕎麦の種(蕎麦用語としては玄蕎麦ですね)には三つの角があり、それを「みかど」とよんだのです。
 ですから、全国には「みかど」という名の蕎麦屋さんがいくつかあります。GoogleやYahooで「蕎麦屋 みかど」と検索してみてください。
 実際ここの「みかど」が、上の説からとったものかどうかは聞いていません。でもおそらくそうでしょう。

 
以下の写真はサムネールです。クリックすると大きな画像が見られます。
 
外観
 駐車場は狭いです。

 
入口

 
もりそば
 特盛りです。

 
拡大
 不揃いの麺。星はほんの少しです。

 
メニュー
 非常に安いでしょう。

 
店内テーブル席

 
店内座敷席