「手打そば 石橋庵」は秩父市にありますが、市街地とは荒川を挟んで反対側の田畑の広がるのどかな場所にあります。ちょっと探さなくてはいけない蕎麦屋さんです。
「手打そば 石橋庵」
〒368-0065
埼玉県秩父市太田1757
TEL・FAX 0494-62-0858
営業日 金土日のみ
一日30食ですので、お早めに。
自家栽培の蕎麦が無くなり次第その年の営業は終了。ホームページ
http://www.ishibashi-an.com/
地図
「手打そば 石橋庵」には秩父地方大得意の会員ポコペンさんの案内で出かけました。
「今年は6月にはもう営業してなかった。新蕎麦が食べたくてね」と、ポコペンさん。そこで新蕎麦の季節に出かけました。
秩父市街地からは離れていて、田畑の広がる田舎に「手打そば 石橋庵」はありました。ポツリポツリと民家があり、その一角が「手打そば 石橋庵」でした。比較的大きな道の県道43号皆野荒川線沿いに看板と幟が立っていました。皆野の方から左の道に曲がり、つきあたりを右に曲がるとすぐでした。
小ぎれいなまだ新しい作りのお店です。内装は床も壁も天井も木でつくられていて、感じのいい店内です。テーブルが3つで12席。奥の座敷席が二卓で8席。計20席ほどのこじんまりとしたお店です。
メニューは多くはありません。冷たい蕎麦と暖かい蕎麦。それに天ぷらがあるくらいです。冷たい蕎麦は「田舎せいろ」といいます。もちろん今回もその「田舎せいろ」の大盛りです。
田舎系の黒っぽい蕎麦ですが、まるっきりの引きぐるみではなさそうです。少し上品です。細い麺で姿は好感のもてる麺です。早速、何もつけずに啜ってみます。強い香りではありませんが、蕎麦の香りがします。新蕎麦だからでしょうか、どこか爽やかな感じです。麺の硬さも程良く硬く、喉ごしのよい麺です。
二人で目を合わせてにこりとしました。『正解ですね』とお互いの目が言っていました。
行く前にネットで調べてみると、どうやら一茶庵の教室で修行したようです。するとおそらく二八蕎麦だろうと思って、訪ねてみました。確かに二八蕎麦でした。ここのところ十割蕎麦を食べる事が多く、あの香りに参っていましたので、ちょっとその部分はかけますが、かなり私の中で上の部類の蕎麦でした。田舎風の麺ですので、感触や味が蕎麦臭いのもいいです。
汁はやや濃いめ。つけすぎずに、蕎麦を味わって食べるのがいいと思います。
もちろん、一気に食べてしまいました。
値段は「田舎せいろ」600円。大盛り800円と、そば専門店としては安い設定です。これも、ご機嫌。
実は次の週も出かけてしまいました。なんと、食べるのに夢中で、蕎麦の写真を撮っていなかったのです。撮り直してきました。
以下の写真はサムネールです。クリックすると大きな画像が見られます。
県道43号にある、看板と幟。これを目印に左折(皆野方面からの場合)。
ちょっとしゃれた雰囲気。
入口
店内 テーブル席
店内 座敷席
「田舎せいろ」大盛り
「田舎せいろ」大盛りアップ
季節の天ぷら
お品書 これだけです。
店内には木を燃す暖炉も。火が入っていました。
新蕎麦の頃は秋深し 柿が干してありました。
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