「はぐれ茶屋」は秩父線『波久礼駅』の近くにあるうどんとそばの店です。とてもそば通の方が行く店ではありませんが、ちょっと魅力があるので番外編として載せておきます。
「はぐれ茶屋」は国道140号と荒川に挟まれた狭いエリアにあります。荒川といっても玉淀のダム湖の尻尾の方です。
私はもちろん「もりそば」の大もり。蕎麦色のしっかりと出た並細の麺です。粒々がありますから、挽きぐるみの田舎蕎麦でしょうか。脇に何種類かの野菜が盛られてきました。私にはいらないんだけどな。蕎麦だけがいい。そば猪口も手で持てないほどの小さな丼風。これもちょっと困った。そば猪口はやはり持ちやすい方がいい。もりそばはそば猪口を持って食べるものでしょう。
味は残念ながら小麦の味が強く、おそらく元来の秩父の蕎麦のそば6小麦4の割合ではないでしょうか。
と、ここまではあまりいい事を書きませんでしたが、その値段が驚きです。並のもりそば500円。大もりのもりそば600円です。この安さで美味い蕎麦をねだってはいけないでしょう。もちろん量も普通です。
周りでうどんを食べている方がいましたので美味しいか聞いてみますと、美味しいと言っていました。どうやらうどんの方がメインのようです。
ではなぜこの店をここに載せたかと言いますと、店の中からの眺めが素敵なのです。広い窓の外、眼下に荒川の玉淀湖がゆったりと緑色の水をたたえています。春の新緑、秋の紅葉の頃などはダム湖と合わせて、素晴らしいロケーションとなるでしょう。この景色が一番の御馳走かもしれません。
以下の写真はサムネールです。クリックすると大きな画像が見られます。
外観
入口
左奥に玉淀ダムのダム湖が見えています。
「もりそば」の大もり
メニュー
外の景色
これが一番の御馳走
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