「とき庵」はときがわ町の町中より、ずんと山に向かった谷にあります。回りは少しの畑や人家と山です。蕎麦の薫りそうな山里にあります。
「とき庵)」
〒355-0364
埼玉県比企郡ときがわ町西平756-4
℡ 0493-67-0517
営業時間 11時15分~15時
店休日 月曜日
「とき庵」は知人の推薦もあり、本やインターネット内での評判も良いようでしたので、一度は伺わなければいけない蕎麦屋さんだと思っていました。という事で、今回お邪魔いたしました。
入口から雰囲気のいいお店です。入口の写真を見ていただければ判ります。
11時半を過ぎたばかりだというのに、すでに5組程のお客さんが入っていました。12時前からお客が多いのは人気店の証しのようなものです。
座席数は座敷席が4席で20人。テーブル席5席で16人。合計36席です。
さてさて本題に入りましょう。今回ももちろん「もりそば」の大盛り。ここの蕎麦は地元で採れた玄ソバを、当日の朝に自家製粉しているとの事。玄蕎麦からの挽きぐるみ。田舎蕎麦の典型ですね。ですから、かなり濃い色をしています。つなぎは1割。小麦と玉子を使用しているとの事です。田舎蕎麦は時々、太いものがありますが、「とき庵」のはそれほど太くはありません。並細よりやや太い程度です。
食してみます。やや硬め。江戸の蕎麦のように粋にスルスルっとたぐりこんで飲み込む、というものではありません。しっかりとしていますので、しっかりと噛んで味わって下さい。汁は濃くはありません。ちょっとたっぷり目に浸けても大丈夫。
回りを見ると天ぷらを頼んでいる方が多く、それはかなり美味しそうに見えました。しかし、「なんちゃって蕎麦の会」のポリシーである「もりそばの味」に関係ないので残念ながら味わいませんでした。ちょっと寂しくよだれをたらしました。
さて、蕎麦よりもインパクトがあったのが色々な器です。大盛りの器は巨大な焼き物でしかも厚みまで凄い。写真ではその厚みが出ていないのが残念です。それだけでは無く、湯のみ茶碗や蕎麦湯を入れてきた器も凝ったものでした。店の雰囲気、味、器の凄さ、天ぷらの美味しそうだったこと、などなどと、大盛りのもり蕎麦700円+200円=900円の値段を総合すると、かなり素敵なお蕎麦屋さんだと思います。
今回、店内の様子の写真はありません。すでにお客さんが沢山いたものですから写せませんでした。悪しからず。
以下の写真はサムネールです。クリックすると大きな画像が見られます。
外観
入口
「もりそば」大盛り。器が大きくて凄い。
これは連れの「もりそば」大盛り。こちらも器が凄い。
メニュー。他にもあったのですが、写真を撮り忘れました。
左は湯のみ茶碗。右は楊枝入れ。
中央は蕎麦湯入れ。(湯桶とは言いづらい)
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